13の封印を解く第10回目

毛細血管の封印を解く


毛細血管とは、身体中に張り巡らされている直径
約100分の1ミリの極細血管で、全身の血管の99％を
占めています。


　つまり、人体の中のいちばん大きな臓器となるの
ですが、加齢とともに劣化するのです。

　男性は30代後半、女性は40代ぐらいから劣化
しやすくなり、使われなくなった毛細血管はやがて
脱落します。

　60代になるとピーク時の20代よりも健康な
毛細血管の数が4割も減るといわれています。

　機能しなくなった血管をゴースト血管と
言います。

　毛細血管の働きを確認しておくと、

・酸素を全身に届けて二酸化炭素を回収
・栄養素を全身に届けて老廃物を回収
・免疫物質を派遣し病原菌や細菌から身体を守る
・熱の放出をコントロールし体温を一定に保つ
・ホルモンを運び各所に情報を伝達

　などがあげられる。まさに生命活動の最前線と
言えるのです。

　ゴースト血管が増えると、頭痛や肩こり、倦怠感
などの体調不良に悩まされます。

　それ以外にも、シミ、シワ、白髪などの老化現象も
顕著になります。

　逆に、毛細血管が元気だと、栄養がすみずみまで
届いているぶん、細胞のターンオーバーがスムーズに
行われ、見た目も若々しく心身ともに健全になるのです。


　つまり、どんなに食事に気を配っても、素晴らしい
サプリメントを食しても、栄養を届けるルートである
毛細血管が機能しなければ意味がないのです。

　毛細血管の封印を解くことで、毛細血管のゴースト化
を防ぎ、修復することを学び、新しい毛細血管を生み出す
方法も学びました。


　その過程で、骨ホルモン・オステオカルシンの詳細を
学ぶことができたのも、ものすごくありがたいことです。

　毛細血管のことを深く追及していなければ、単なる
知識だけで終わっていたと思います。


　オステオカルシンは記憶力、筋力、生殖力、免疫力を
高めることが、最近の研究でわかってきたのです。

　といっても、10年間の研究の成果ですから、まだまだ
多くの人が知りません。

　オステオカルシンが脳に到達することで記憶力を高め
ていきます。

　　高齢者の方は、老化による物忘れではなく、骨の
働きが鈍ったことから記憶力の促進がうまくいかなく
なっているのではないかと言われています。

　オステオカルシンは記憶力だけではなく、筋力を発達
させるエネルギーや生殖力も増強します。

　骨は、記憶力アップ、免疫力アップ、筋肉アップと
精力アップの４つの若さを司る重要な臓器でもあるのです。


　これらの力はすべて身体の若さを作るエネルギーと
なります。

　
　かかと落とし、その場スキップ、軽くジャンプする
運動、ウォーキングなど、骨に「衝撃」を与える運動を
続けるだけで、オステオカルシンが分泌するのです。


　このメカニズムは骨に対する衝撃が骨細胞を通じて
骨全体に伝わり、骨芽細胞の働きも活発になるのです。


　骨芽細胞がオステオカルシンの分泌が促進するため、
全身に若さを促進するように働きかけるようになるのです。


　このように、骨に衝撃を伝えることで、骨が元気になり、
身体も若返るというのですから、これほど簡単なことは
ありません。

　スワイショウと並行して取り組めば、ど素人の私達にも
費用をかけることなく、若さの恩恵を受けられるのです。


　一方で、私たちが体の活動をやめてしまうと、骨が
若さを保つ必要がないと判断するため、骨芽細胞の働き
が鈍る結果、オステオカルシンの分泌がなくなるので、
老化が進むのです。


　自分は運動が嫌いだからと言って、何もしないでいたら
エネルギーは無くなり、免疫力もなくなり、病気になり、
ますます老化が進むのです。

　高齢化社会では、老人特有の骨粗鬆症や認知症は、
誰もが歳を取れば、当たり前になるものと、暗黙の了解
のようになっています。

　加齢とともに仕方がないと考えられてきた骨粗鬆症も、
認知症も、足腰の衰えも、生活習慣病のリスクも、
スワイショウとかかと落としで回避できることになる
のです。

　毛細血管の封印を解くことで、奇跡のホルモンに匹敵
するほどの骨ホルモンが出てきました。

　詳しく説明していますので、ご覧ください。

　ありがとうございました。